スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

続・風と共に去りぬ

※遡っての投稿となります。
 あまりに眠くて原稿を書きながら寝てました……はは。


引っ越しに際して、2首。


カーテンを外して眺む窓枠に雲あれど空は晴れ渡る今日

3月の地震と共に来た部屋を晴れ渡る空と去る7月


引っ越しが無事終了しました。
……とはいえ、昨夜の午前三時まで梱包作業をしましたが。
前回同様、またもや突貫作業の幻夜です。

午前7時からの引っ越し作業、立ち合い、鍵の引き渡し……
寝不足ですが、眠気はちっともやってきません。

前回とは違い、まったく違う場所へ行く私にとって、今回の引っ越しは挨拶ではなく、わかれを告げなきゃいけないものとなりました。

一年半くらいの仮寝の宿とはいえ、私の人生において、これまで過ごした部屋の時間は、密度の濃い時間でした。

「地震と一緒に来て、深い思い出になった」
「君ならどこでも大丈夫だよ」
「大きな声で話すことが大事だよ。君は上品すぎるから」

大家さんの言葉。
失意の中で引っ越しをし、震災当日に鍵の受け渡しをした私。
一年と少しが経って、鍵を返した私に、大家さんはそんなことを言ってくれました。
急な引っ越しに文句ひとつなく、君なら構わないよと言ってくれた大家さん。
お世話になった人は多々いますが、大家さん夫婦は特にお世話になった人と言えると思います。

そして、今日は大学在学時にアルバイトをしていた事務室のみなさんが、私のために(同窓会的な意味合いがあるとはいえ)お別れ会を開いてくれました。
お世話になった職員さん、お嫁に行ったお姉ちゃんみたいな人、実の母とは違う、でも事務室でのお母さんと呼べる人、優しいおじ様たち、愛しい後輩、ずっと一緒にいたいと思える人たち。
そんなみんなと会えて、その場では言わなくても、とても嬉しくて。
その場では言えなくても、嬉しくて。
メールをくれた人は、それ以外にもたくさんいました。
手土産をくれた人も、それ以外にもたくさんいました。
形でなくとも、土産をくれたみんな。
こんな安っぽいことを言うしかないけど、ありがとうと言いたいです。

それ以外にも、たくさんの人が引っ越し前に会いたいと言ってくれました。
会って、いろんなことを話してくれたひともいました。

面と向かって言えた人たちにしても、そうでない人たちにしても、すぐに会いにいけなくなる、とはどうしても実感できないです。
ホテルの鏡に映った自分は、どこかいつもと同じ顔。
これからの新生活は、きっと今までとは違うけど、みんなの思い出は、きっと私を包み、守ってくれる。
そんなことを思う夜でした。

見上げれば、東京の空。
地方に向かう私にとって、天の光をすべて星と思うにはほど遠いけれど、それでも夜空は愛おしく。
誰かから見られたって構わない。
ホテルの一室からカーテンを開け放ち、夜空を見上げて喪失感と希望を抱く、今夜です。
分岐としての分かれであっても、今生の別れではない。
そんなことを思う夜空でした。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

ご訪問ありがとうございます!
プロフィール
気ままに更新してます。 気にいっていただけるものがあったならこれ幸いです。

三日月幻夜

Author:三日月幻夜
よく「雰囲気大分違うけど、同じ人が書いたの?」って言われます。
色々あるので見てってください。

最新記事
最新コメント
カテゴリ(ツリーが開きます)
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。