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なきごえ

なきごえが聞こえ
もたれた机から身を起こし
窓を開けると
そこには毛並みの崩れた
一匹の猫

君も独りかと手を差し出すと
一瞥をくれて
猫はその手を払う

引っ込めた手には傷口
血がにじむ

あぁ、そうか
君は独りなんかじゃなく
自ら独りでいるのだね
机にもたれて丸まって
独りになったつもりでいるだけの
弱い僕とは違って

あれは泣き声ではなく
あれは鳴き声に過ぎないのだ

弱弱しい僕の手の
感傷を切りつけ

それは僕ではなく
自らが刻んだものだと

一瞥をくれて
猫は歩み去った
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三日月幻夜

Author:三日月幻夜
よく「雰囲気大分違うけど、同じ人が書いたの?」って言われます。
色々あるので見てってください。

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