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悪い奴ほどよく眠る

最近、長距離トラックが震災後の高速道路無料化に便乗して利用しているニュースを良く見ます。
確かに、高速代が半分どころじゃなく安くなるのが魅力的には見えますが、正直その利欲しさに住宅街の小道を大きなトラックでぎゅうぎゅうに進み、被災地とまったく関係ない場所へ向かおうとするその根性、どうなんでしょう。
正直、火事場泥棒と大差ないんじゃないだろうかと思ってしまいます。

私の知っている岩手のある会社の社長さんは、無料化された高速道路を「本当の被災者はどんどん使えばいいけど、私はもう二度と使わない」とおっしゃっていました。
この制度は被災していない、普通通りの生活をしている人しか使えない制度だと。
実際、本当の意味で被災している人の大多数は、車なんて流されたりつぶれたりして、使えないでしょう。
結局使うのは車が無事な被災していない人たち。
こりゃしめたとばかりに使うのは、被害に遭っていないのに被災に便乗しようとする、関係ない人たちです。

実際私は三月に被災地に向かい、宮城の惨状を目にしてきました。
親戚は幸い無事でしたが、家は流れて、昔遊びに行った場所は水浸しで、ほとんどなくなっていました。
スクラップ化した車が積み上げられていました。

前述した社長さんは岩手県の方ですが、地震や津波の被害は幸い小さかったそうです。
私から見れば、大きな被害がなくとも立派(?)な被災者だと思うし、被災者だと主張したっていいと思います。道路を使ったっていいと思います。
でも、彼は高潔にそれを否定する。
不純な動機で得た得は、必ずどこかで利子を付けて消えていくから、と。

どうして人は高潔さを継続できないのだろう、と考えることがあります。
それは私を含め、もう周囲から震災のときにあった熱が抜けてしまっているように感じるからです。
悲惨な状況がひっきりなしでテレビに映し出されていた頃は、皆が我慢したり、何か出来ることはないかと考えたはずです。
思わずご飯代をケチっておつりを義援金に回してみたり、積極的にボランティアしてみたり。

でも、あっという間にムードは前みたいになってしまった。
もちろん、被災地のことを忘れていない人はたくさんいると思うし、全部の日本人がそうだ、なんて偉ぶったことは言いません。
実際、私だってのんべんだらりと過ごしていて、特に役立つこともできず、こうやってブログに文章を並べ立てているだけです。

だけど、やっぱり社長さんの言っていた言葉は忘れられない。
不純な感情で、浅はかなことをしてしまう。
結局待っているのは因果応報という言葉だと思います。

不純な動機で得を狙っていては、きっといつか死んで向こうに行ったとき、後悔する。
だから、私は高潔でありたいと思うのです。
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三日月幻夜

Author:三日月幻夜
よく「雰囲気大分違うけど、同じ人が書いたの?」って言われます。
色々あるので見てってください。

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