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アンビバレント

寒がり――缶コーヒー片手
安い温もり抱いて 電車を待つ

誰を待ってるわけじゃない
君を待ってるわけじゃない

来やしない――轍の踏む音
安い期待を持って 顔を上げる

ここは待合室じゃない
ここに君は来やしない

君の使わない路線
白い息吐きながら待ったって
出会う確率はン万分の一

でも手の中の安い温もりは
僕に安い期待を抱かせつづける

君がもしかしたら通ればいいなって
君にもしかしたら会えればいいなって

そうして……扉の開閉音の度
そうして……電車の発車音の度
安心してため息つく僕がいる

君に会っても何も出来ないもの
君に会っても何も話せないもの

所属不明のため息だけが今日も残る――
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ジャンル : 小説・文学

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非公開コメント

No title

「恋をしているときの自分もこんな感じだったな。」となんだかとても共感を覚えました。
ついつい期待しちゃうんだよなぁ…。

Re: No title

コメントありがとうございます!

どうしてか、ありえない場所で会えないか、なんて期待してみたりするんですよね……。
ご訪問ありがとうございます!
プロフィール
気ままに更新してます。 気にいっていただけるものがあったならこれ幸いです。

三日月幻夜

Author:三日月幻夜
よく「雰囲気大分違うけど、同じ人が書いたの?」って言われます。
色々あるので見てってください。

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